2011年の東日本大震災の遺児支援に取り組む民間団体「あしなが育英会」(東京)は4日、同会の支援を受けた当時の子どもや学生の心のケアに関する調査結果を発表した。震災後、家族を亡くした経験などを話せる人や場所があったかとの質問に対し、28・8%が「あったが話したくなかった」と回答した。
調査には今年の3月11日時点で39歳以下の330人が回答。この中で被災時に中高生だった人では、話せなかった理由として「どう表現したらよいか分からなかった」「マイナスの影響が出る気がした」を挙げる人が目立った。
一方で、喪失経験を話す場所が「あり、話せた」との回答は66・7%に上った。