高市早苗首相は28日、米、イスラエル両軍によるイラン攻撃判明後も石川県知事選の応援演説に入る計画を変更せず、羽田空港から民間機で石川県に向かった。金沢市での演説冒頭では「イランで大変なことが起きている。それで飛行機に乗るかどうかだいぶ迷った」と明かした。官邸に入ったのは午後10時過ぎで、野党からは「首相の責任より政治活動を優先した」と批判の声が上がった。
首相は応援演説や直前に投稿したX(旧ツイッター)、官邸での記者団への対応でイラン攻撃を巡る評価に言及しなかった。
イラン情勢に関して「かなり前からさまざまな動きを見ながら、イランにお住まいの邦人の皆さまに国外へ退避してもらう対応を続けてきた」と主張。「危機管理、万全の体制を取っていく」とも強調した。演説後はJR金沢駅から新幹線で東京に向かった。