【ワシントン共同】ビル・クリントン元米大統領は27日、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏との関係を巡り、下院監視・政府改革委員会の召喚に応じて証言した。冒頭発言の内容をX(旧ツイッター)で公開し「エプスタイン氏の犯罪行為について知らなかった。何も見ておらず、間違ったことも一切していない」とした。
米メディアによると、大統領経験者が議会への証言を強制されるのは初めて。クリントン氏は「エプスタイン氏との短い交流は彼の犯罪が発覚する何年も前に終わっていた」と主張した。
司法省が開示した関連資料には、エプスタイン氏や女性と写ったものなどクリントン氏の写真などが多数含まれている。
委員会による聴取は非公開で、クリントン氏の自宅がある東部ニューヨーク州チャパクアで実施。26日には妻のヒラリー・クリントン元米国務長官からも聴取した。
エプスタイン氏は2008年に未成年者に売春をあっせんした罪で有罪判決を受けた。19年にも性的人身売買罪で起訴され、拘置中に自殺した。