佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)のDNA型鑑定不正で、佐賀地検は27日、虚偽有印公文書作成・同行使と証拠隠滅の罪で福岡県春日市、元科捜研法医第1係主査冨永剛弘容疑者(42)を在宅起訴した。地検は認否を明らかにしていない。県警監察課は「元職員が在宅起訴されたことについて大変重く受け止めている」とのコメントを出した。
起訴状によると、虚偽有印公文書作成・同行使の罪は2023年8月30日~24年7月19日ごろ、窃盗や不同意性交など9事件の捜査のために嘱託されたDNA型鑑定の手間を省こうと考え、作業を行ったとの虚偽記載をしたワークシート9通を作成、提出したとしている。