次回の3カ国協議へ地ならし

 【キーウ、モスクワ共同】米国とウクライナは26日、ウクライナ和平を巡りスイス・ジュネーブで高官協議を実施した。ロシアも交えた次回の3カ国高官協議への地ならしが狙い。出席したウクライナのウメロフ国家安全保障・国防会議書記は、3カ国協議を「実質的なもの」にするため経済や復興などに関して議論したとX(旧ツイッター)で明らかにした。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、通信アプリへの投稿で、次回の3カ国協議は3月上旬にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで行われる可能性が高いとの認識を示した。

 米ウクライナ協議には、米国からウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏が参加した。

 3カ国高官協議は今年1月から断続的に行われているが、ウクライナ東部ドンバス地域(ルハンスク、ドネツク両州)の扱いなどを巡り立場の隔たりが大きく、交渉は停滞している。

 タス通信によると、ロシアのドミトリエフ大統領特別代表は26日、米側の関係者とジュネーブで会談した。経済協力について議論したとみられる。

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