25年の自転車事故、6万7千件

危険な走行をしていた自転車を止めて指導する警視庁の警察官=2024年、東京都千代田区

 2025年の自転車事故は6万7470件(前年比61件減)あり、約7割で安全をよく確認しないなどの法令違反があったことが26日、警察庁のまとめで分かった。歩行者との事故は3269件(同226件増)で直近10年で最多となった。

 事故防止を目的に、16歳以上の自転車の交通違反に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度が4月から始まり、警察は悪質な走行の取り締まりを強化する。

 自転車事故を法令違反別でみると、前後左右の安全確認を怠るなどの安全運転義務違反が多い。対歩行者事故3269件のうち、歩道や横断歩道上での衝突が半数超の1851件だった。

 道交法で自転車は原則、車道を通行すると規定されている。車道通行では安全が確保できない場合や、13歳未満または70歳以上、身体障害のある人などは歩道通行が認められているが、その際は車道寄りを徐行する。青切符制度では、スピードを出して歩道を走行するなどの悪質な違反には「通行区分違反」として6千円の反則金を科す可能性がある。

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