格闘技と学業両立へタッグ

MMA甲子園の試合の様子=2025年8月、東京都内(MMA甲子園提供)

 人気の高まりを受け、競技を始めたいと考える若年層も少なくない総合格闘技(MMA)。けがの恐れが付きまとい、進路を見通しにくい上、部活動がある学校は乏しく、ジムに通わざるを得ないのが実情だ。状況を打ち破ろうと、高校生の全国大会「MMA甲子園」を主催する団体と北九州市の通信制高校や専門学校がタッグを組み、4月から新たなコースを立ち上げる。

 格闘技団体「GRACHAN(グラチャン)」の岩崎ヒロユキ代表によると、グラチャンがプロへの転向をサポートするほか、提携するジムをあっせんし、プロ格闘家の指導を直接受けられる。

 北九州市の学校法人「国際志学園」が運営する通信制高校では、解剖学や生理学を通じて体の構造やケアなどの知識を学ぶ。専門施設での実技指導を経て、高卒認定も取得できる。

 系列の専門学校に進めば、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士の他、看護師や美容師といった資格も選択可能だ。

 岩崎さんは「早い段階で格闘技に集中でき、科学的理論と実技に裏付けされた選手を育成したい。セカンドキャリアも幅広く選べる」と話す。

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