AP通信は24日のトランプ米大統領の一般教書演説をファクトチェックした。トランプ氏は演説で多数の実績を誇示したが、APは「多くが誤情報に基づいている」と指摘し、複数の項目でうその内容や、誇張、誤解を招く表現が含まれていると批判した。
トランプ氏は看板政策でもある高関税措置による収入が「米国を救っている」と誇示した。これに対しAPは関税による収入は歳入の一部に限られ「政府の年間財政赤字を埋めるのには全く足りていない」と反論した。
約1年前の大統領就任直後は米経済が「停滞し危機的状況だった」と振り返ったのに対し、「実際は2024年の国内総生産成長率は2・8%で、昨年の2・2%よりも高い水準だ」と指摘した。
米国への投資に関し「世界中から18兆ドル以上の約束を取り付けた」との主張は「根拠がない」とし、ホワイトハウスの公式ウェブサイト上の9・6兆ドルという数字とも懸け離れていると批判した。
移民政策についてトランプ氏が「合法的に入国し、米国を愛する移民は歓迎する」と述べたのに対しては「実際は安全保障を理由に入国制限に取り組んでいる」とした。