東京都墨田区の東京スカイツリーでエレベーターが急停止して20人が約5時間半閉じ込められた事故で、運営する東武タワースカイツリーは25日、閉じ込めがあった1基以外の安全が確認できたとして、3日間休業した施設を26日午前に再開すると発表した。エレベーターの制御盤と本体をつなぐ回線の束が別の装置と接触して損傷したことが原因だと説明した。
記者会見した村山隆史取締役は「お客さまに迷惑をかけ、申し訳ありません」と改めて謝罪した。
同社によると22日午後8時15分ごろ、地上約350メートルにある「天望デッキ」までをつなぐエレベーター4基のうち2基が停止。このうち下降中の1基が地上約30メートルの位置で止まり、子どもを含む20人が乗っていた。救出作業は隣のエレベーターを同じ高さまで移動させ、板を渡して乗り移る方法で実施。23~25日は安全確認のため休業した。
事故当時は南南西の風が吹いており、20人乗りの1基の回線が揺れ、エレベーターの揺れを抑える装置の車輪に巻き込まれ、回線の内部まで損傷した。