日本芸術院は20日、芸術活動で優れた功績があったとして、小説家の川上弘美さん(67)や美術史家の辻惟雄さん(93)ら計7人を新会員に選んだと発表した。3月1日付で松本洋平文部科学相が発令する。
川上さんは1996年に「蛇を踏む」で芥川賞を受賞したほか国内の文学賞を数々受賞。2025年には世界的に権威のある英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門「国際ブッカー賞」の最終候補に選ばれるなど、海外でも高い評価を受けている。
辻さんは1970年刊行の「奇想の系譜」で江戸時代の絵師伊藤若冲や岩佐又兵衛らをいち早く再評価し、日本の近世絵画史を書き換えた。