2018年に死刑が執行されたオウム真理教松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=の次女が、国に遺骨や遺髪の引き渡しを求めた訴訟で、国は19日までに、一審に続き引き渡しを命じた東京高裁判決を不服として上告受理を申し立てた。18日付。
高裁は5日の判決で、次女の請求は親族として悼むことが目的だとし「権利乱用とは言えない」と判断した。
遺骨などは、帰属先が遺族間で争われた別の裁判の結果、21年7月に最高裁で次女と確定。だが保管する国側との引き渡しに向けた交渉が進まず、次女が22年10月、今回の訴訟を起こした。一審東京地裁は24年3月の判決で引き渡しを命じた。