交流サイト(SNS)を介した投資詐欺と恋愛感情に乗じたロマンス詐欺被害の2025年の認知件数(暫定値)が全国最多となった愛知県の県警本部で18日、被害者が犯罪に巻き込まれた状況を語った。県警が「SNSだけでやりとりする相手を信用しないで」と注意を呼びかけた。
県警によると、SNS型詐欺の25年の被害件数は計1542件で全国最多。被害額は約171億円で1件当たり約1千万円となった。被害者の70%以上が40~60代。約75%が投資詐欺という。
投資詐欺で被害に遭った40代女性は、インターネットで昨年11月に「投資」と検索したことがきっかけだったという。出てきたサイトにアクセスすると、LINE(ライン)のグループチャットに誘導され、先生と呼ばれる人物から投資に役立つとされる情報を受け取った。
メンバーが互いに利益を報告し、「先生」を称賛。「出金はいつでもできる」と言われ、実際に出金できたため信じた。指定口座に計約400万円を入金。一時はアプリで7千万円を超える総資産が表示されたが、出金を拒否され警察に相談した。