国土交通省と京都市は18日、マイナンバーカードとひも付けた交通系ICカードを使って「市民運賃」を適用するシステムの実証実験を実施した。市は市民と観光客らで市バス運賃に差をつける「市民優先価格」の2027年度導入を目指しており、実現すれば全国初。運賃を含む詳しい制度内容を近く公表する方針。
実験では、運賃箱の読み取り部分にICカードをタッチすると「京都市民」の文字と仮の運賃が確認画面に表示。処理速度も問題ないと確認された。
京都市民のマイナカード取得率は約75%(1月末時点)で、市はカード取得を促す。
市バスの一部は観光客で混雑するオーバーツーリズムに直面し、市民から不満の声がある。