自民党は17日、先の衆院選で大量に当選した新人議員向けの研修会を党本部で初めて開催した。かつて新人議員による不祥事や不用意な発言が批判を浴びたことへの反省を踏まえ、国会議員としての心構えやメディア対応、各種団体との関係構築の在り方など指導を徹底する。派閥の多くが解散した中、新人の動向次第で党内のパワーバランスが変化する可能性もある。
衆院選で当選した自民議員は追加公認を含め316人で、うち新人は66人を占める。
17日の研修会は新藤義孝組織運動本部長、萩生田光一幹事長代行、鈴木貴子広報本部長らが出席し、約1時間半行われた。関係者によると、新人には国会日程と地元活動のバランスの取り方などを伝え、交流サイト(SNS)の使い方も議題になったという。来週以降も実施する予定だ。
冒頭で鈴木俊一幹事長は「国民から厳しい目が向けられ、常に謙虚な気持ちを忘れないでほしい」と説いた。
党の人材養成組織の斎藤健学院長代行は、今回は高市早苗首相(党総裁)の力によるところが大きいとして「次は自分の力で勝ち抜いてほしい」と述べた。