米議会、エプスタイン文書で応酬

米議会で証言するボンディ司法長官=11日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院司法委員会で11日、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏に関する開示文書を巡り、議員らとボンディ司法長官が激しい応酬を繰り広げた。議員らは、有力者の名前を黒塗りにする一方で被害者の情報をさらしたと批判。ボンディ氏は、議員らが文書公開をトランプ大統領の攻撃材料に利用しているとして「偽善者」と罵倒した。

 トランプ氏に批判的な与党共和党のマシー下院議員は、文書で被害者の名前が公開された点などについて「この重大な失敗の責任は誰が取るのだ」と詰め寄った。ボンディ氏は、マシー氏がトランプ氏批判に固執する「トランプ錯乱症候群」に侵されていると非難し「あなたこそ失敗した政治家だ」とののしった。

 公聴会はエプスタイン氏の人身売買の被害者らも傍聴。野党民主党の議員が被害者に謝罪するよう促すと、ボンディ氏は「芝居じみたやり方には応じない」とはねつけた。「トランプ大統領への攻撃は許さない」と声を荒らげる場面もあった。

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