気象庁の地震データを解析し、過去にマグニチュード(M)9級の超巨大地震が繰り返し起きている北海道・十勝沖の海底下にひずみがたまり続けていることが分かったと、静岡県立大や海洋研究開発機構のチームが6日までに発表した。超巨大地震が起きる準備が整った状態だとしている。
チームは、2000~25年に北海道沖から東北沖にかけてプレート境界周辺で起こったM2・5以上の地震のデータを使い、地震規模ごとの発生回数の比率から、地殻に蓄積した力を計算した。十勝沖にひずみがたまっている場所があり、その程度は年々増していた。
政府の地震調査委員会の長期評価によると、北海道沖では平均約340~380年に1回の頻度で超巨大地震が発生。前回は17世紀で既に400年程度たっていることから、調査委は30年以内の発生確率が「7~40%」で「切迫している可能性が高い」としている。
静岡県立大の楠城一嘉特任教授は「北海道沖は超巨大地震が起きる満期に達している」と話した。