【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、首都キーウでポーランドのトゥスク首相と会談した。両首脳は、双方の企業が無人機を共同生産するとの意向書に署名した。ゼレンスキー氏は会談後の記者会見で、ロシアによる侵攻への対応で得た知見を生かした無人機の共同生産は「欧州の防衛に不可欠だ」と訴えた。
ロシアとウクライナは大量の無人機を戦闘に使用。ウクライナは高速で飛来するロシアの新型無人機を撃ち落とすため、迎撃用無人機も配備している。ポーランドは、ロシアの無人機に領空侵犯されており、ウクライナの技術に関心を示している。
トゥスク氏は会談後「ウクライナでは防空用ミサイルが必要とされている」と述べ、ポーランドが供与する兵器について再検討すると表明した。両国は昨年12月、ポーランドが保有する旧ソ連開発のミグ29戦闘機を供与する見返りに、ウクライナが無人機技術を提供する計画を進める方針を示していた。