【ロンドン共同】英国のスターマー首相は5日に演説し、少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した米富豪エプスタイン氏と親密な関係があったとされるマンデルソン前駐米大使について、大使に任命したことを謝罪した。マンデルソン氏がエプスタイン氏に機密情報を漏えいした疑惑も浮上。一連の騒動は政権の支持率低迷に追い打ちをかけ痛手となっている。
スターマー氏は大使任命時に把握していなかった情報が出てきていると釈明した。人身売買の被害者らに向け「マンデルソン氏はエプスタイン氏をかろうじて知っていると表現していた。うそを信じて任命し、申し訳なかった」と述べた。
マンデルソン氏は昨年2月の駐米大使就任後、同9月にエプスタイン氏と親しかった疑いが発覚。スターマー氏が駐米大使を解任し、任命責任を巡る批判はいったん収まったが、今年1月末に情報漏えい疑惑が浮上し、ロンドン警視庁が捜査を開始。スターマー氏への批判が再燃した。