【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は4日、ワシントンで重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化に向けた初の閣僚級会合を主催した。日本やインドを含む50カ国以上が参加。バンス米副大統領は冒頭で演説し、重要鉱物の適正な市場価値を反映した参考価格を設定して、友好国と「貿易圏」を構築すると表明した。
ハイテク製品に不可欠なレアアース(希土類)をはじめとする重要資源の中国依存度を引き下げ、経済や安全保障分野でのリスクを回避する狙いがある。
トランプ政権は、中国が貿易や外交交渉の「切り札」として重要鉱物の輸出規制を打ち出していることを問題視。同盟・友好国と連携して供給網を多角化し、安定した調達態勢の構築を目指している。
米国務省は技術革新や国家安保に必須な重要鉱物の確保に向けた協力を促す「歴史的な会合」になるとした。
欧州やアジア各国の閣僚らが集まり、日本からは堀井巌外務副大臣が参加した。
ニュースサイト、ポリティコによると、米側は重要鉱物の調達や加工で協力することを約束する国際的な枠組みをまとめたい考え。