被災の輪島塗復興へ官民連携

 2024年の能登半島地震と豪雨に見舞われた石川県輪島市で1日、伝統工芸「輪島塗」の復興フォーラムが開かれた。被災を機に将来に不安を持った担い手が流出していることを受け、官民が連携して若手の人材育成に取り組むことを話し合った。約80人が参加した。

 漆塗りの技法「☆(髪の友が休)漆(きゅうしつ)」で重要無形文化財保持者(人間国宝)の小森邦衛氏が講演した。所長を務める県立輪島漆芸技術研修所(輪島市)は地震で断水し、研修生の住まい確保が困難になったため一時休講。「学びの場を(早く)再開することが、研修生が残ることにつながるとの思いで行動した」と振り返った。

 県などは、若手の養成施設を28年度以降、輪島市で開校する方針。

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