性や妊娠に関する正しい知識を身に付けて健康管理を行うことを「プレコンセプションケア(プレコン)」という。その普及に取り組む人材を養成するオンライン講座を、こども家庭庁が開設した。修了テストに合格した人たちには自治体や企業、学校での出前講座や研修、情報発信などを担ってもらう。2030年5月までに5万人以上の養成を目指す。
過度なダイエットなど妊婦の痩せ過ぎにより低体重で生まれる赤ちゃんの割合が増えていることや、出産年齢の高齢化などでリスクの高い妊娠が増加していることが背景にある。避妊や性感染症などの正しい知識がなく、相談先も知らない若者が多いと指摘される。
講座はeラーニング形式で無料。満16歳以上なら誰でも受講できる「基礎編」と、基礎編を修了した医師や保健師、養護教諭ら専門職向けの「アドバンスト編」がある。いずれも受講後に修了テストを行い、合格者に修了証が発行される。
基礎編は主に企業の産業保健スタッフや人事労務担当者、自治体や教育機関の関係職員らを想定。性や生殖の基礎知識、健康管理を学ぶ。