観光公害の対策地域、倍増へ

多くの観光客で混み合う京都・清水寺近くの清水坂=20日

 観光庁は30日、オーバーツーリズム(観光公害)対策に取り組む地域について、現状の47から、2030年までに100カ所に倍増させる方針を明らかにした。次期観光立国推進基本計画に観光公害関連の目標として初めて盛り込む。さらなる誘客を進める上で住民理解が欠かせないと判断した。有識者会議で26~30年度の次期計画案を説明した。3月中に閣議決定する予定だ。

 計画案では、30年に訪日客を6千万人、訪日消費額を15兆円に増やす現行目標は堅持した。日中関係悪化による中国客の急減を念頭に、国際情勢の変化に備える重要性を指摘。多様な国・地域からの誘客に取り組むとした。

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