今回の衆院選には、自民党派閥裏金事件に関係した44人が立候補した。自民公認は2024年前回選で落選した元職も含めて43人。旧安倍派の萩生田光一幹事長代行や西村康稔選対委員長代行、下村博文元文部科学相、旧二階派の武田良太元総務相が含まれる。比例代表との重複立候補も認めた。世耕弘成元参院幹事長=離党=は無所属で出馬した。
自民は石破政権下で臨んだ前回選で、世論の逆風を考慮し、裏金事件に関係した一部の候補を非公認としたほか、公認しても比例代表への重複を認めない措置を取った。立候補した46人のうち28人落選し、当選は18人にとどまった。
鈴木俊一幹事長は、前回選で国民の審判を受けている候補も多いとして「今回は公認や重複立候補の在り方を原則に戻させていただく」と説明している。