トヨタ自動車は27日、移動型店舗などに使える電気自動車(EV)「イーパレット」を、移動できる診療所や災害時の給電などに活用することを自治体に働きかけていく方針を示した。東京都内で利用に関する報道向け説明会を開いた。
イーパレットは昨年9月に発売し、定員は17人。愛知県などが導入を発表している。2027年度中に一定の条件下で運転手が不要な自動運転「レベル4」技術の搭載を目指している。
トヨタは地域の集会所や自宅に向かい、病院へ行けない住民に医療を届ける活用を提案。EVは振動が少ないため、車載の医療機器への負荷を抑えられるという。
ハンドルとタイヤを電気信号でつなげるシステムを採用し、小さな操作で大きく曲がることができる。試乗するとハンドルを一度も持ち替えることなく、急なカーブの多いコースを走行できた。