【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は27日、北朝鮮が同日午後3時50分(日本時間同)ごろ、首都平壌の北側の一帯から日本海上に短距離弾道ミサイル数発を発射し、約350キロ飛行したと明らかにした。日本政府関係者によると2発で、最高高度は70~80キロ。いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したとみられる。
聯合ニュースによると、米韓は北朝鮮が「600ミリ超大型放射砲」と称する短距離ミサイル「KN25」だった可能性があるとみて分析している。近く開かれる5年に1度の朝鮮労働党大会に向け、軍事力を誇示する狙いもあったとみられる。
金正恩党総書記は昨年12月、同型とみられる兵器を生産する工業企業所を訪れ「戦略的攻撃手段」として使えると指摘、核弾頭の搭載が可能なことを示唆していた。
高市早苗首相は27日、情報収集と分析に全力を挙げ、航空機と船舶の安全確認を徹底するよう関係省庁に指示した。政府関係者によると、被害情報は確認されていない。