双子パンダ、上野動物園を出発

双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオ(右)と雌レイレイ=25日、東京都台東区の上野動物園

 上野動物園(東京都台東区)の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイ(4歳)は27日、中国への返還のためトラックで園を出発した。同日夜に成田空港から空路で日本を離れ、28日中に中国・四川省の施設に入る。初来日した1972年以来、初めて日本からパンダがいなくなる。高市早苗首相の台湾有事発言で日中関係は悪化しており、新たな貸与は見通せていない。

 動物園には別れを惜しむファンが駆け付けた。静岡市の女性(34)は双子のぬいぐるみを手に「ありがとう、また会いに行くねと言いたい。中国語を勉強して、仲間と中国に行く目標ができた」と話した。

 2頭は四川省の空港を経て、母のシンシン、姉のシャンシャンが暮らす中国ジャイアントパンダ保護研究センター「雅安碧峰峡基地」に向かう。検疫を受けた後に最終的な滞在地が決まる。

 園によると、輸送用のおりは高さ約1・4m、縦約1・7m、横約1m。昨年12月下旬以降、おりに入る練習を続けてきた。

 2頭は2021年、上野動物園で雄リーリー、雌シンシンの間に誕生。

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