大雪の選挙戦、有権者困惑

雪が積もる中、福井県知事選の投票所に向かう人たち=25日午後、福井市

 25日投開票の福井県知事選は、大雪の中での選挙戦となった。終盤に進むにつれて天候は悪化。県選挙管理委員会は当日の交通障害への懸念から、積極的な期日前投票を呼びかけた。有権者からは「候補者の主張を聞きに行けなかった」などと困惑の声が広がった。

 「当日は大雪で車の運転ができないかもしれないと思い、急いで来た」。23日、福井市内の期日前投票所。訪れた自営業の女性(52)は疲れた様子で話した。

 選挙期間中、県内では110センチを超える積雪を記録するなど大雪に見舞われた。投票への影響は否めず、県選管によると25日午後5時現在の投票率は15・63%で、前回同時刻を9・31ポイント下回った。

 選挙活動にも支障が生じた。陣営関係者は「街頭演説に聴衆は集まらない。屋内で演説会を開いても欠席者が多い」と振り返った。別の陣営幹部は「大事な終盤戦に、候補者が直接、有権者に訴えかける機会が少なくなってしまったのは誤算だった」と嘆いた。

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