任期満了に伴う沖縄県名護市長選は25日投票、即日開票される。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設や物価高騰対策を争点に、移設反対派で元市議の新人翁長久美子氏(69)=共産、立民、社民、沖縄社大推薦=と、移設推進の高市政権が支援し、3選を目指す現職渡具知武豊氏(64)=自民、維新、国民、公明推薦=が事実上の一騎打ちで争う。
市長選は学習塾経営の新人伊波勝也氏(67)も出馬し、3氏とも無所属。27日公示の衆院選や、沖縄県知事選の前哨戦にも位置付けられている。
選挙戦最終日の24日、翁長氏は市内の交差点で演説。辺野古移設を阻止すると訴え「子どもたちの未来に負の遺産を背負わせない」と声を張り上げた。玉城デニー知事も応援に駆け付けた。
渡具知氏は政府との折衝で予算を獲得してきたとアピール。辺野古反対派が市長を務めた「8年前の市政に戻ってはいけない」と強調した。従来通り、移設の是非には触れなかった。
移設を巡っては、昨年11月に辺野古東側の大浦湾で埋め立て土砂の本格投入が始まった。