千葉県松戸市の市立病院に勤務していた男性医師が2023年、適応障害を発症し自殺したのは、病院が労働環境の管理を怠り長時間労働をさせたのが原因だとして、山形市の両親が松戸市に約1億8900万円の損害賠償を求めて山形地裁に提訴したことが23日、分かった。
訴状によると、男性医師は21年に大学を卒業後、臨床研修を経て23年4月に市立病院で勤務を開始。時間外労働は4月が150時間、5月が198時間に上り、4月3日から77日間連続で休みがなかった。6月中旬、適応障害を発症し休職。7月2日、職場に戻ったが、業務負担は軽減されず同26日に自殺した。
病院は取材に「係争中のためコメントは差し控える」とした。