和歌山県那智勝浦町で23日朝、世界遺産・那智の滝(落差約133メートル)の滝つぼが凍った。水しぶきは氷となって岩肌に張り付き、滝が白く雪化粧したような風景を描き出した。
同日午前7時半ごろ、那智の滝をご神体とする熊野那智大社の神職が確認した。大社によると、滝前にある温度計の気温はマイナス1度だったという。紀伊半島南部は年間を通じて温暖な気候で、滝つぼの凍結が確認されたのは昨年2月以来。
大阪府四條畷市から参拝に訪れた森田有子さん(66)は「神々しい姿を見られて良かった。白くなった岩肌がきれいで、心が洗われるようだ」と滝を見上げていた。