東京電力は23日、再稼働直後に起きた制御棒を巡るトラブルの原因調査のため、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の原子炉を停止させたと発表した。22日に同原発で記者会見した稲垣武之所長は調査について「1日、2日で片が付くと思っていない。何日かかるか全く言えない」と述べ、稼働再開までには時間を要するとの見通しを示している。
東電ホールディングスの小早川智明社長は23日午前、同県柏崎市を訪れて市役所で桜井雅浩市長と会談する。
6号機では、原子炉から制御棒を引き抜く作業中の22日午前0時半ごろ、異常を知らせる警報が鳴り、東電は作業を中断。21日夜の再稼働から約5時間25分後で、出力を上げている途中だった。
東電によると、6号機の制御棒205本のうち、うち1本で操作監視系の警報が鳴った。当時は52本が完全に引き抜かれた状態で、次の26本を引き抜いていた。制御棒を操作する盤の電気部品を交換しても改善せず、原子炉停止を決めた。