原子力規制委員会は22日、中部電力が浜岡原発(静岡県)の耐震設計に関わるデータを不正操作していた問題で、名古屋市にある同社本店を26日に立ち入り検査すると発表した。不正に関わった社員らから事情を聴くなどして、動機や経営陣の関与の有無などを詳しく調べる。
立ち入り検査は、昨年12月に規制委が浜岡原発3、4号機の再稼働に向けた審査を停止して以来初めて。中部電本店のほか、浜岡原発や不正が見つかった審査資料のデータを計算した業務委託先の検査も検討している。検査は数カ月以上かかる見通し。不正の影響や悪質性を見極め、今後の扱いを判断する。