外国免許で空港作業車を運転

駐機場で貨物けん引車を運転するミャンマー国籍のテッ・ウェー・フウさん(右)=21日午後、成田空港

 空港の駐機場で貨物運搬などの車両を運転する外国人労働者が、一定の要件を満たせば外国免許のまま運転できる運用が国内で初めて成田空港で始まり、スタッフが実際に運転する様子が21日、公開された。母国から日本の免許への外免切り替えに要する時間を短縮し、深刻な人手不足解消を狙う。

 地上作業を担う日航グループのJALグランドサービスの2人が、今月中旬に運転許可を得た。ミャンマー国籍のテッ・ウェー・フウさん(23)は寒空の下、貨物けん引車をゆっくりと動かし「早く運転ができてうれしい。仕事がより楽しくなる」と笑顔を見せた。

 航空各社で即戦力人材となる「特定技能」の在留資格で就労する外国人雇用が進む一方、ジュネーブ条約に基づく国際免許証を持っていないと、日本の運転免許取得や切り替えのために約半年間、業務ができないという課題があった。

 自動車教習所の評価試験などを受け、空港会社の試験に合格すれば制限区域内での運転が可能となる。安全性担保のため、毎年運転適性の確認などを実施する。

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