柏崎刈羽再稼働、20日は見送り

新潟県の東京電力柏崎刈羽原発。左から、5号機、6号機、7号機=2025年11月

 東京電力が20日に予定していた柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の再稼働を見送る方針を固めたことが関係者への取材で19日、分かった。17日に発生した制御棒の警報が作動しなかったトラブルに伴い、機器の動作確認に数日を要する見込みとなったことが理由。

 東電は昨年12月24日、原子炉を起動して再稼働させる日を今月20日とする「使用前確認」を原子力規制委員会に申請し、最終チェックを受けていた。

 東電によると、6号機の原子炉には872体の燃料集合体が入っており、205本の制御棒を下部から集合体の間に挿入して核分裂を調節する。17日の試験で制御棒1本を引き抜き、さらに他にも引き抜こうとした際、鳴るべき警報が作動しないトラブルが起きた。

 東電は原発の運用ルール「保安規定」で定める「運転上の制限」を逸脱したと判断し、制御棒を全て挿入した状態に戻した。制限の逸脱状態からは18日夜に復帰し、東電は警報の設定ミスが原因だったと発表。ミスを修正した上で、他の制御棒で正常に警報が作動するか確認を進めていた。

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