米、対イラン強硬姿勢軟化

16日、イランの首都テヘランの市場で買い物をする人々(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、テヘラン共同】トランプ米大統領は16日、イラン指導部が反政府デモ参加者の処刑を停止したと評価し「深い敬意を表する」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。デモ参加者が殺害されれば軍事介入も辞さないとしてきた強硬姿勢を軟化させた。ロイター通信は16日、人権団体や住民の情報としてイランの抗議活動は当局の弾圧でほぼ沈静化したもようだと報じた。

 トランプ氏はイランで予定されていた800人以上の絞首刑が停止されたと主張。「大きなインパクトがある」と肯定的に受け止め、軍事介入に踏み切るかどうかの意思決定に影響する可能性を示唆した。交流サイト(SNS)にも処刑が停止されたと投稿し「ありがとう!」と書き込んだ。

 米国の軍事介入を巡っては、イスラエルやアラブ諸国が地域の不安定化を懸念し、慎重な対応を求めたと報じられていた。トランプ氏は「私は誰からも説得されていない。自分で判断してきた」と話した。

 ロイターによると、首都テヘランの複数の住民はここ数日、比較的平穏だと述べた。

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