川崎市の首都高速道路で2020年8月、ポルシェを時速268キロで運転し、前方の乗用車に衝突して夫婦を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の罪に問われた個人事業主彦田嘉之被告(56)=東京都江戸川区=の裁判員裁判の論告求刑公判が16日、横浜地裁であり、検察側は懲役15年を求刑した。結審し、判決は27日に言い渡される。
検察側は論告で「常軌を逸する異常な高速度で危険極まりない」と指摘。好奇心を満たすための運転で身勝手だったと述べた。
弁護側は最終弁論で、別の車両が車線変更してきたのをきっかけに事故が起きたなどとして、危険運転罪には当たらないと訴えた。