大阪府の吉村洋文知事と大阪市の横山英幸市長は16日、出直し選立候補に向けて辞職願を府市両議会それぞれの議長に提出した。政治団体・大阪維新の会の看板政策「大阪都構想」を争点に、衆院選と同日のダブル選を見据えた準備を本格化。独自候補を検討していた共産党系の政治団体は、知事選での擁立を見送った。市長選も厳しいとの見方が広がる。
府選挙管理委員会は出直し知事選について、衆院選の投開票が有力視される2月8日となった場合、同日に実施すると決めた。告示は1月22日となる。市選管は高市早苗首相が衆院解散を表明する19日を待って決定する。2月8日投開票なら告示は1月25日。
自民、立憲民主、公明各党の府組織はいずれも対抗馬を擁立しない方向。共産系団体は「身勝手な『都構想ありき』のダブル選を府民は求めていない」とする声明を出した。各陣営の準備が整わなければ無投票の可能性もある。
国民民主党府連は、ダブル選までの日程が窮屈で事実上の「対抗馬封じ」だと批判。「最後まで諦めず追求する」と表明した。