東京電力は15日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料プールに残る燃料615体の取り出しに向けて、原子炉建屋に隣接する作業台に設置したクレーンの試運転を報道陣に公開した。2026年6月までに取り出しに着手し、28年度ごろに敷地内の共用プールに移す計画。
クレーンは折りたたんだ状態で長さ約15メートル、重さ約230トン。この日はつり上げた燃料を輸送容器に収納する作業などを想定し、左右へ旋回する動きを確認した。これまでプールで見つかったごみや堆積物の撤去、輸送容器をプール内に設置する作業を進めていた。
2号機プールには強い放射線を出す使用済み燃料587体、未使用の燃料28体が入っている。