大阪・関西万博会場の跡地開発を巡り、大阪府市のアイデア募集で優秀提案に選ばれた民間2陣営が、今春の事業者募集に向けて合流を検討していることが15日分かった。万博後の成長を左右する事業費1兆円超のプロジェクトで、関西財界からは連携に期待する声が出ていた。合流すれば、集客の軸となるエンターテインメント施設の新たな具体案も焦点になる。
府市は2024年、人工島・夢洲(大阪市此花区)の会場跡地「夢洲2期区域」について、まちづくりのアイデアを募集した。3件の提案があり、25年1月に大林組と、関電不動産開発を代表企業とする2陣営を優秀提案に選んだ。両陣営はホテルやショッピングモールのほか、サーキットや大型アリーナ、ウオーターパークといった案を提示していた。
民間事業者の開発面積は約42ヘクタールと広大で、全国の大規模開発では建設費高騰で遅れや中断するケースが相次ぐ。関西財界では2陣営のどちらかを選ぶのではなく、連携して対応するべきだとの見方が根強い。