新型コロナ死者15・8万人

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから15日で6年となった。夏と冬に繰り返される流行期の感染報告数は減少傾向となっている。ただ死者数は、2024年が約3万5千人に上り、25年も統計が公表されている8月までで1万6千人を超え依然として高水準。20年1月以降の累計は15万8千人に達する。死者の多くを占める高齢者にはワクチンの定期接種があるが、25年度から自己負担額が大幅に増えた自治体もあり、接種率の低下が懸念される。

 新型コロナは、23年5月に感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザなどと同じ5類へ移行。行動制限や感染対策が緩和された。医療費の公費支援も減り、24年4月には治療薬や入院費への補助がなくなった。感染報告数が減った背景には、感染が疑われても受診を控えている影響もあるとみられる。

 一方、死者数は多いままだ。人口動態統計によると、23年は3万8086人、24年は3万5865人が新型コロナで死亡した。

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