JR北海道は14日、釧網線の釧路―標茶間で、蒸気機関車が引く観光列車「SL冬の湿原号」の運行が17日から始まるのを前に、関係者向けの試乗会を開いた。「ポォー」と汽笛を響かせて釧路駅を出発すると、澄んだ冬空に黒い煙を吐きながら進んだ。
同社によると、丸い形のだるまストーブを設置した車両もあり、車内販売のするめなどをあぶって食べられる。原田浩昭車掌は「ストーブで温まりながら、湖や山などの風景を楽しんでほしい」と話した。
列車を撮影しに線路沿いに来ていた釧路市の写真愛好家千里侑子さん(61)は「SLの音を聞くとわくわくする。煙を噴いて進む姿もいい」と笑顔を見せた。