旭化成子会社に賠償命令55万円

東京地裁=東京・霞が関

 出向先を自分で探すよう長期間強制され精神的苦痛を受けたとして、50代男性が勤務先の旭化成エレクトロニクス(東京)に330万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日までに違法な退職勧奨に当たるとして55万円の支払いを命じた。13日付。

 判決によると男性は2011年に入社以降、同僚や取引先とトラブルを繰り返し、コミュニケーションに問題があるとして23年に人事室室付となった。同社は男性にグループ外の出向先や転籍先を探すよう命令したが、現在まで異動先は見つかっていない。

 中野哲美裁判官は、男性には深刻なコミュニケーション上の問題があったとし、人事室室付への異動は違法でないと認定した。

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