韓国の李在明大統領は13日午前、関西国際空港に特別機で到着した。高市早苗首相と午後、奈良市で会談する。首脳同士の相互往来「シャトル外交」の一環で、未来志向の日韓関係の発展を図る。中国による軍民両用品目の対日輸出規制を踏まえ、経済安全保障分野の協力も協議する見通しだ。会談後、両首脳による共同記者発表と首相主催の夕食会を予定している。
李氏の来日は、昨年8月以来。首相はAPECに合わせて昨年10月に韓国・慶州を訪ねており、シャトル外交が安定的に継続している。奈良県は首相の地元。
首相は、台湾有事を巡り「存立危機事態になり得る」との国会答弁をきっかけに急速に悪化した日中関係を踏まえ、自由や民主主義といった基本的価値を共有する韓国との結束に重点を置いている。李氏は今月、国賓として訪中し、習近平国家主席と会談したばかり。
日韓首脳会談では、中国による経済的威圧を念頭に、サプライチェーンの強化が議題となる方向だ。北朝鮮による核・ミサイル開発をにらみ、日韓、日米韓の連携の重要性を確認する。