アップル、競合グーグルAI採用

グーグルのロゴ=2024年1月、米ラスベガス(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米グーグルは12日、競合のアップルと、生成人工知能(AI)分野で数年間の戦略的提携を結んだと発表した。米メディアによると、アップルはAI機能の根幹を成す次世代の基盤技術にグーグルの「ジェミニ」を採用する。音声アシスタント「Siri(シリ)」を刷新し、より個人に最適化した機能を年内に提供するとみられる。

 グーグルの声明によると、アップルはジェミニを「最も能力が高い基盤」と評価した。アップルはこれまで自社開発を重視してきたが、独自AI「アップル・インテリジェンス」の強化に向け競合他社の技術を取り入れ、遅れが指摘されるAI分野で巻き返しを図る。

 アップルは、高い水準のプライバシー基準を維持するため、データ処理は端末内や自社のクラウドで引き続き行う。

 両社の提携に関する報道を受け、12日の米株式市場ではグーグルの親会社アルファベットの株価が急騰。ロイター通信によると、時価総額は一時、初めて4兆ドル(約632兆円)の大台を突破した。

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