福井県は9日までに、県職員へのセクハラ問題で辞職した杉本達治前知事(63)に退職金6162万円を支払ったと明らかにした。一定の刑罰に処せられないと返還請求はできないと説明。ただ、他の自治体では刑事告発を理由に支給が保留となった首長もいる。
県によると、辞職後の昨年12月26日に支給した。1期目が始まった2019年4月からの79カ月分となる。
福井市の50代の男性会社員は「問題を起こしたのに受け取るのは絶対だめだ」と批判。一方、40代の女性会社員は「仕事はちゃんとしていたし、規定なら仕方ない」と理解を示す。
条例は、拘禁刑以上に処せられる場合に退職金を返すよう求めることができると規定。