国境なき医師団、ガザで活動停止

ガザへの人道支援物資に付けられた支援団体のロゴ=2025年4月、エジプト・アリーシュ(ロイター=共同)

 【エルサレム、ロンドン共同】イスラエル政府は30日、国境なき医師団やオックスファムなど約30の国際非政府組織(NGO)について、パレスチナ自治区ガザでの人道支援活動を停止させると発表した。日本のNPO法人「パレスチナ子どものキャンペーン」や「日本国際ボランティアセンター」も含まれる。

 1月1日に団体の活動許可を取り消す。3月1日までに活動を完全に停止するよう通知した。イスラエル政府は一部の団体職員が「テロ活動に関与した」と主張し、団体の活動内容の情報共有に関して新たな規定を設けていたが、規定の要件を満たさなかったのが理由だとしている。

 英国や日本など計10カ国は共同声明を出し、国際的なNGOの多くが登録抹消の危機にひんしていると指摘。活動が停止すれば、ガザの3分の1に当たる医療機関が閉鎖すると危機感を示した。

 今回対象になった組織は、イスラエルが占領する東エルサレムやヨルダン川西岸でも活動。職員や物資の移動には、イスラエル政府との調整が欠かせない。

最新記事
ストーブ列車連結外れる
大阪で住宅火災、1人死亡1人重体
電車内でバッテリー発火
日本、台湾周辺の軍事演習で中国に懸念伝達
震度=気象庁発表(31日14時25分) :地震