30日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比19銭円安ドル高の1ドル=156円26~27銭。ユーロは13銭円安ユーロ高の1ユーロ=183円93~99銭。
日銀の追加利上げ観測が根強く、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りがやや先行。高市政権の財政拡張政策への懸念から円を売る動きもあった。
市場では「年末で市場参加者が少ないため、値動きが一時的に大きくなる可能性がある」(外為ブローカー)との声があった。