【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は２９日、戦闘終結後に米欧が提供する「安全の保証」を巡り、現在想定されている更新可能な「１５年間」から「３０～５０年間」へと期間を変更するようトランプ米大統領に要望したと記者団に明らかにした。ウクライナメディアが報じた。
ゼレンスキー氏によると、２８日に米南部フロリダ州でトランプ氏と会談した際、トランプ氏から米国が「強固な」安全の保証を提供するとの発言があった。一方、ゼレンスキー氏はロシアの再侵攻を懸念し、より長期間の保証を求めたという。
ゼレンスキー氏は「安全の保証が確約されて初めて、戦闘終結の合意が実現する」と説明した。