特養「千寿園」遺族が提訴

 2020年7月の豪雨で、14人が亡くなった熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の犠牲者1人の遺族が、避難誘導の過失があったなどとして運営法人と村に損害賠償を求め、熊本地裁に提訴したことが26日分かった。

 訴状によると20年7月3日午後5時、村が高齢者に避難指示を出したが、千寿園は職員を帰宅させ、入所者を避難させなかったなどの過失があったとしている。村は、千寿園に対する避難指示が不十分だったことなどの過失があったとした。

 20年7月の豪雨で、熊本県では球磨川や支流が氾濫し、千寿園の犠牲者を含め67人が死亡した。

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