住吉会会長、窃盗罪で起訴

警察車両の赤色灯

 千葉地検は26日、指定暴力団住吉会の前会長宅に侵入して現金5千万円を盗んだとして、窃盗と邸宅侵入の罪で、東京都港区、住吉会会長の小川修容疑者(72)や同会幹部ら計4人を起訴した。

 起訴状などによると、関功前会長が亡くなった2022年5月31日の深夜、前会長の知人の50代女性が管理する千葉県柏市の前会長宅に侵入し、室内から5千万円を盗んだとしている。

 県警は、2千万円を受け取らせて被害届を撤回させようと考えて23年10月に女性を脅したとして、証人威迫などの疑いでも小川被告ら5人を逮捕していたが、地検は26日、不起訴とした。「公訴を維持するに足りる十分な証拠を維持できなかった」と説明した。

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